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Surabayaの思い出(2) 巨大モスク [Indonesia]

気を取り直して、翌週の2017年4月23日に行ったのが、この記事である。
この日も日帰りである。

今回は、朝のフライトだ。

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離陸後、西ジャワを見て旋回する。
水田の水と海岸付近の海水の色が近いのが印象深い。

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河川から流れ出る水が陸地の土を海水に流し出しているのがわかる。インドネシアではよく見る光景だ。

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無事、スラバヤに着陸だ。
今回は、Uberで目的地まで直行する。
UberがSurabayaで開業したばかりで、運転手もUberに慣れていないらしい。
「まだ口座が完成していないので、現金で払ってくれないか。負けておくから。」と運転手が言う。
明朗会計にしたくてUberに乗っているのに、そんな不明朗な要求は飲むことはできない。
断ると、しばらく、ぶつくさ言っていたが、そのうち目的地に着いた。
その一年ほど前にジャカルタであったUberトラブルを思い出す。
その時は、Uberで空港まで行ったのだが、運転手が安くするからと言って、直接交渉で空港からの戻りの約束をしたのだった。
果たして、戻りの出迎えで会えて、良かったのだが、帰り道の途中で運転手が言う。
「ガソリンがないから、ガソリン代を出して欲しい。」
運賃には、ガソリン代は含まれているのが常識だと思うので、断った。それでも運転手は引き下がらない。
そうこうしているうちに、自宅に最寄りの高速の出口に来た、出るのとほぼ同時に、運転手が「アー」と叫ぶ。
なんだなんだと運転席を覗き込むと、運転手がエンジンキーを回しているが、エンジンがかからない。
「ガソリンがなくて、エンジンがかからない」
ガソリン代を負担するかどうかの問題ではない。しばらく、惰性で走っていた車は、自然に止まる。
幸か不幸か深夜だったので、交通量が少ない。高速道路の出口から一般道の路肩まで、二人で車を押す。
片道のガソリンも残さずに迎えに来るとは呆れたものだ。自宅まで届けてはくれなかったが、約束の金額は渡す。それを当然のように受け取りつつ。
運転手は困った様子で、ガソリン代をせびってくる。
私は自分が帰るタクシーを探す。しばらくしたら、流しのタクシーが通った。
しょうがない、Uberの運転手も乗せる。ガソリンスタンドで降ろそうとすると、家まで送るからガソリン代をくれと繰り返す。
タクシーの運転手がそれをなだめて、彼を下ろし、そのまま帰宅したのだった。
それ以来、Uberに乗ったら、まずガソリンメーターを確認する習慣がついてしまった。

そんなことも、あったなぁと思い出しつつ、スラバヤの第一の目的地のモスク、Al Akbar アル・アクバール モスクに到着した。

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外の門、中の門と進んで行く。

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降りた場所からは、気がつかなかったが、案外遠くにあったらしく、なかなかたどり着かない。巨大な聖堂である。

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休日だがゆっくりと家族連れで行き交う人もいたり、とても平和で温和な空気だ。
厳かな重厚な建物ではあるが、人に親しまれている施設だ。
聖堂の入り口に注意書きがある。読めないが、そっと拝観ことにする。

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内部はとてつもなく広い。50m四方程度の大空間だ。
その中にまばらに人がいて、歩いたり、お祈りしたりしている。
モスクとは、リラックスした空間だ。
寝転がったり、休んでいる人もいる。読書している人もいる。だらしないようにも思えるが、長居する事が許される空間のようだ。
一方で、家族連れは見かけても、デートのようなカップルはいない。イスラム教では、配偶者以外の異性と手をつないではいけないし、未婚の間は手をつないではいけないらしい。
老夫婦や家族連れが目に付くのはそのためかもしれない。
私のような異教徒がうろちょろすることを許す寛大な部分と厳しい部分がはっきりしている。

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外へ出て、ミナレットの方へ歩く。若者とすれ違ったので、聞いてみる。「塔には登れるの?」「もちろん、自由に登れるよ」
じゃあ、登ってみよう。

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とても景色が良い。ガラスに青いシールが貼ってあるのが残念だが。

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ドームを見下ろす。とても大きい。

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降りて、周りから見上げてみる。

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塔もドームも大きすぎて、うまくフレーム収まる場所は見つからなかった。





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