Bandar Lampungの思い出 1

Bandar Lampung バンダル・ランプンは5回以上行ったと思う。
距離的にジャカルタに近く、名古屋ぐらいと思う。しかし、スマトラ島なので、スンダ海峡を飛び越えるフライトなのだ。
2016/10/22
2016/12/31
2017/1/28
2017/3/4
2017/3/25
他にも２回程度行ったと思う。

場所はこの辺である。



何回に分けて書くかわからないが、回数の割には、書くことは少ない。
最も近い場所なので、散歩気分で行ける場所で、息抜きの為に行ったこともある。往復1万円ぐらいのフライトだ。
何度か行って、問題を感じたのは、空港の位置だ。
空港から街までが遠く、また、高速道路があるわけでもない。古くに整備された全国をつなぐ国道はLampung市内を通過するが、新しく整備されているスマトラ縦断の高速道路は市街地は迂回しているようだ。
空港からホテルまで２時間弱の覚悟が必要で、フライトよりもはるかに長い。
ということもあり、足は遠のいていった。
それでも、2017年の正月はLampungで迎えた。

よく泊まっていたホテルは、必ずこんなマスコットが部屋で歓迎してくれる。
象の時もある。初めての時は、閑散期でサービスでアップグレードされたので、特別に出迎えがあったのかと思っていたのだが、何度か泊まるうちに、どの部屋にもいることが分かり、ホスピタリティと器用さの表れだと思う。

夕食は夜風に吹かれて生バンドの演奏もある。大した値段の食事でもないのに、本格的なステージがあり、歌も上手だ。
歌のリクエストにも応えるが、そのまま客がステージに上がって自分で歌うこともある。

料理はビュッフェなのだが、魚はその場でバーベキューだ。
魚は日本で焼いてもインドネシアで焼いても焼魚に仕上がる。何も味付けせずに食べると、「魚ダァ」と思う。
味付けはいろいろ用意されているが、日本の醤油はない。現地のサンバルをつけると、懐かしい魚の味も、インドネシア料理に変身してしまうから不思議だ。

まだ新しいホテルで、ロビーやエレベーターのデザインも洗練されている。
ただ、このホテルの近くには観光地はなく、おそらく例えば飛行機を使うような遠方からの旅客は少ないのではないかと思う。大宴会場があり、地元のパーティーや結婚披露宴に使われることが多いのではないか。
その分、空いていることが多いのが、良いホテルだった。

初めて訪れた時には工事中だった空港ビルも、ほどなく完成した。