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Medanの思い出 [Indonesia]

タイトルにあるMedanメダンの紹介のはずなのだが、今回は大した内容はない。
2017年5月13日に行ったのだが、日帰りで計画不足で単に飛行機に乗っただけの内容に近くなってしまった。











メダンはスマトラ島で最大の都市である。Wikipediaによると、ジャカルタ、スラバヤ、バンドンに次ぐインドネシア第四の都市らしい。


2012年にも一度来て、メダンからトバ湖(海外のガイドブックで唯一紹介されるスマトラの観光地?)へ行ったことがある。
メダンからトバ湖は決して利便性は良くなく、現在はトバ湖の近くにある空港が大型化し、トバ湖観光はそちらからアクセスできる。また、その頃から、メダン新空港の計画はあり、2012年の旧空港は市街地に近かったが、新空港は郊外にあるのだ。

新空港の情報や位置をしっかり調べずに行ったのが、失敗の原因だ。
新空港に着いたのは到着ロビーを出てから気がついた。

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空港から市内には鉄道でいけるらしい。当時、ジャカルタの空港鉄道は整備中なので、メダンの方が先に運行していたのである。
空港から市内まで約20kmで所要時間は30分だ。
せっかく来たのだから、乗らない手はない。
と、切符を買って改札を入る。
時刻表を探すと、約1時間に1本。15分前に出発したから、30分待たないといけない。
そうこうしているうちに、折り返しの列車が到着した。

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なかなか新しいし、案内嬢もいる。

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案外早いかも。

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のどかな田園風景だ。

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帰りのフライトは16時だ。
空港では12時ごろの列車に乗り、市内に着くのは12時半。次は逆算だ。16時のフライトに乗るためには15時が空港到着目標だ。つまり、メダン発の列車はちょうどよいのがあったとしても、14時半発。あちゃぁ、2時間しかメダン市内に滞在できない。帰りの電車は14時半ごろにありそうだ。

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電車の時間を調べたり、考えたりしていると、電車が止まっている。
ん?
単線なので、すれ違いのための待ちらしい。
このような、単線の交換の時刻を正確に運行が期待できるのは日本ぐらいで、ヨーロッパすら怪しい。
ここはインドネシアだよ?

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結局、10分遅れで偉そうに到着した。

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帰りの時刻表を改めて調べると、14:35発に乗ると、空港には15:06着と書いてある。これが、10分遅れなら、15:16着。フライトの45分前だ。ゲートを閉めるのは、その20分前。鉄道会社も航空会社も運行の遅れはするくせに、乗客の遅れには厳しく、ゲートは予定時刻できっちり閉めてしまう。
そして、空港鉄道は10分遅れで納まるかは分からない。
もう一本早いのに乗ろう。

というわけで、メダンの駅に着いたら、到着ホームから出発ホームへ、直接移動。見える景色は駅から見えたものだけ。

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無事に13時半発の列車に乗った。
せっかく来て、時間も少しは取れそうだったのに、彼らの運行事情を考えて、観光ゼロになってしまったのは無念としか言いようがなかった。
乗れないよりは良いか、と慰めて、空港に着いた。

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ふてくされて、スカルノ・ハッタ空港に着き、前に紹介した空港バスでジャカルタ市内に戻る。今日は終点まで行ってみよう、とBlok Mまで行った。
Blok Mはバスターミナルがある場所であり、また人が集まる所でもある。
なんと、この日は日本祭りの日で、日本語の文字が飛び交い、日本から持ってきたのだろうか、立派なお神輿も出て黒山の人だかり。押し合いへし合いでないと進めない。

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祭りのハイテンションに、そして日本のことにこんなに関心があるなんて、と、少し気分も持ち上がり、帰宅したのだった。

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