Pontianakの思い出(2) 博物館 [Indonesia]
結局、前回はPontianakの日帰り分しか書けなかったので、今回は一泊した時のことである。
前回の訪問で、見つけた博物館に行くのが、この時の主な目的だった。前回の時にも行きたくて、行ったのだが、既に閉館していたのだった。
近づいてよく見ると、細かい絵が描かれている。昔の人々の暮らしが、解説されている。
胸を高鳴らせて、展示を見始める。
なんだか、どこに行っても、石器を使って狩りや料理をするところから始まるんだなぁ。と、ふとつまらないことを考えてしまった、興味津々で入ったのに。
展示一つ一つに、こんな写真を撮るのはやめよう。
気を取り直して、順路を進んでいくと目に飛び込んできたのは、精巧な彫像。
解説を読むと、レプリカと冒頭に書かれていて、なんだぁと通り過ぎようと思ったが、よく見るとシバ神の像なのかな?シバ神て、なんだっけ?閉鎖的な空間で、一体全体自分がどこにいたのかから考え直すと、今いるのはカリマンタンで目の前にあるのはシバ神の像でつたない知識ではシバ神はヒンズー教の神様の一つ。
ヒンズー教だから、インドの神様。インドとカリマンタン島が頭の中で、一つにまとまらない。
解説文を読むと、書き出しにインドネシアではシバ神を信仰したことがあるのだとか。インドネシアにヒンズー教が来ていたのは、知っていた。たしか、大陸のマレー半島から、スマトラ、ジャワ島へとヒンズー教が伝わり、ジャワ島の東部ぐらいまで伝わり、そこから先は土着宗教が残ったのだった。ヒンズー教に引き続き、仏教が同じ経路で伝わり、さらにイスラム教が同じ経路で伝わってきたんだっけ?と頭の中で復習してもカリマンタン島は出てこない。
最後まで読むと、ジャワ島中部で見つかったものである、と書いてある。
ガクっ、カリマンタンの博物館まで来て、漫才並みのオチを食らって、立ちすくんでしまった。
ポケットに入れたチケットを出して、改めて見る。西カリマンタン博物館と書いてあるのに、カリマンタン以外の展示もあるんだ。
そっちがその気ならと、気を取り直して、館内を巡る。
よし、これなら、絶対カリマンタンが主題だ。西カリマンタンの民族分布地図だ。
でも、よく見ると、今いるポンティアナがどこかも判然としない。しかも、分布を見るなら、カリマンタンの一部だけでなく、全体を見てみたいものだ。
と、不満を持ちつつ、進んでいく。
今度こそ、ザ・カリマンタンだろう。民族衣装の展示である。
はて、でもマネキンはどう見ても西洋人だ。顔立ちも体格もインドネシア人とはかけ離れている。
婚姻衣装らしいが、ふざけた西洋人がコスプレしているようにしか見えないし。
お、これなら、カリマンタンのことが分かるかと思いきや、よくよく見ると、東南アジア全体の航路を示しており、特にカリマンタンに特化した内容ではない。
もー。
外部にも展示があったが、この調子だと、「バリの小屋」とか、「タイの高床式」とか出てきてもおかしくないノリなので、すっかり幻滅し、展示の解説は読まずに、息抜きに散歩するだけだった。
すっかり拍子抜けしたので、大きなモスクでも見ようかと思う。でも、大きなモスクはないと、前回のドライバーに言われたのを思い出した。モスクはないか、と思ってタクシーを走らせていると、大きな教会が目に留まった。
そこで、降りることにして、写真を撮る。
なかなか、うまく収まらないほどの大きさなのだが、スケール感の出るアングルもないので、近づいて、階段と一緒に撮る。
それでも、分かりにくいかなぁ。
博物館に当てられて、意気消沈していたのを挽回しようと、しばらく、良いアングルを探したが、見つからず、中に入る扉も閉ざされており、退散した。
今度こそ、ということで、地元で有名とネットに出ていたレストランへ行く。
何で有名かは特には読んでいなかったが、中華料理とのことで、インドネシアでは珍しいかなと思いつつ、8人がけの丸テーブルにポツンと座る。
どれが名物?と店員に聞いて、それと野菜を足して注文した。豆腐にあんかけの料理だ。
なんてことはない気もするが、もしかして、ニンニクがきつい?舌が軽く痺れるほどの量が入っている。
その後、ホテルに戻り、結局、ニンニクで腹を下してしまった。
さんざんなポンティアナックだったのだ。
前回の訪問で、見つけた博物館に行くのが、この時の主な目的だった。前回の時にも行きたくて、行ったのだが、既に閉館していたのだった。
近づいてよく見ると、細かい絵が描かれている。昔の人々の暮らしが、解説されている。
胸を高鳴らせて、展示を見始める。
なんだか、どこに行っても、石器を使って狩りや料理をするところから始まるんだなぁ。と、ふとつまらないことを考えてしまった、興味津々で入ったのに。
展示一つ一つに、こんな写真を撮るのはやめよう。
気を取り直して、順路を進んでいくと目に飛び込んできたのは、精巧な彫像。
解説を読むと、レプリカと冒頭に書かれていて、なんだぁと通り過ぎようと思ったが、よく見るとシバ神の像なのかな?シバ神て、なんだっけ?閉鎖的な空間で、一体全体自分がどこにいたのかから考え直すと、今いるのはカリマンタンで目の前にあるのはシバ神の像でつたない知識ではシバ神はヒンズー教の神様の一つ。
ヒンズー教だから、インドの神様。インドとカリマンタン島が頭の中で、一つにまとまらない。
解説文を読むと、書き出しにインドネシアではシバ神を信仰したことがあるのだとか。インドネシアにヒンズー教が来ていたのは、知っていた。たしか、大陸のマレー半島から、スマトラ、ジャワ島へとヒンズー教が伝わり、ジャワ島の東部ぐらいまで伝わり、そこから先は土着宗教が残ったのだった。ヒンズー教に引き続き、仏教が同じ経路で伝わり、さらにイスラム教が同じ経路で伝わってきたんだっけ?と頭の中で復習してもカリマンタン島は出てこない。
最後まで読むと、ジャワ島中部で見つかったものである、と書いてある。
ガクっ、カリマンタンの博物館まで来て、漫才並みのオチを食らって、立ちすくんでしまった。
ポケットに入れたチケットを出して、改めて見る。西カリマンタン博物館と書いてあるのに、カリマンタン以外の展示もあるんだ。
そっちがその気ならと、気を取り直して、館内を巡る。
よし、これなら、絶対カリマンタンが主題だ。西カリマンタンの民族分布地図だ。
でも、よく見ると、今いるポンティアナがどこかも判然としない。しかも、分布を見るなら、カリマンタンの一部だけでなく、全体を見てみたいものだ。
と、不満を持ちつつ、進んでいく。
今度こそ、ザ・カリマンタンだろう。民族衣装の展示である。
はて、でもマネキンはどう見ても西洋人だ。顔立ちも体格もインドネシア人とはかけ離れている。
婚姻衣装らしいが、ふざけた西洋人がコスプレしているようにしか見えないし。
お、これなら、カリマンタンのことが分かるかと思いきや、よくよく見ると、東南アジア全体の航路を示しており、特にカリマンタンに特化した内容ではない。
もー。
外部にも展示があったが、この調子だと、「バリの小屋」とか、「タイの高床式」とか出てきてもおかしくないノリなので、すっかり幻滅し、展示の解説は読まずに、息抜きに散歩するだけだった。
すっかり拍子抜けしたので、大きなモスクでも見ようかと思う。でも、大きなモスクはないと、前回のドライバーに言われたのを思い出した。モスクはないか、と思ってタクシーを走らせていると、大きな教会が目に留まった。
そこで、降りることにして、写真を撮る。
なかなか、うまく収まらないほどの大きさなのだが、スケール感の出るアングルもないので、近づいて、階段と一緒に撮る。
それでも、分かりにくいかなぁ。
博物館に当てられて、意気消沈していたのを挽回しようと、しばらく、良いアングルを探したが、見つからず、中に入る扉も閉ざされており、退散した。
今度こそ、ということで、地元で有名とネットに出ていたレストランへ行く。
何で有名かは特には読んでいなかったが、中華料理とのことで、インドネシアでは珍しいかなと思いつつ、8人がけの丸テーブルにポツンと座る。
どれが名物?と店員に聞いて、それと野菜を足して注文した。豆腐にあんかけの料理だ。
なんてことはない気もするが、もしかして、ニンニクがきつい?舌が軽く痺れるほどの量が入っている。
その後、ホテルに戻り、結局、ニンニクで腹を下してしまった。
さんざんなポンティアナックだったのだ。
2020-01-18 06:00
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